2013年06月13日

教養の力

2013年5月1日付・東大生協書籍部門売上2位の本です。

東京大学教育学部教授で、専門の英学史・英語教育の他、英文学の翻訳も数多く手がけている、斎藤兆史(さいとう よしふみ)さんが書かれた本です。

一九九〇年代、日本の大学から「教養」の名を冠した学部が次々に姿を消しました。

それに呼応する形で専門知・実用知の優位性がうったえられ、いまや「教養」はかつてのエリート達による懐古趣味のような存在になってしまっています。

しかし、本来の教養は、行き過ぎた専門知の追究に対し、物事を多角的にとらえる視点を与えるものでもあったはずです。

この本では、そうした意義に加え、人格的な豊かさを体現するためにも不可欠な教養の意味を問い直し、今の時代にも活きる新しい形を提示しています。

とくに今年の4月に東大に入学した方にとっては、一読の価値がある本だと思います。

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(なお、5月1日付で1位の本は、以前紹介した「知の逆転」です。)
posted by やっちゃん at 05:11| 東大生が読んでる本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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