2013年05月31日

理科系の作文技術

2013年5月1日付・東大生協書籍部門売上5位の本です。

学習院大学名誉教授で物理学者の木下是雄(きのした これお)さんが書かれた本です。

1981年9月に出版され、現在でも毎年重版を重ねているロングセラーです。

木下さんはこの本で、まずは「目標を1つの文にまとめた目標規定文を書くこと」をすすめています。

これにより、明確な目標意識を持つことができ、主張の一貫した文章を書くことができるという流れになります。

そして目標をにらみながら材料をメモし、序論・本論・結論といった原則に従って記述の順序や文章の組み立てを考え、すっきりと筋の通った形にしていくのです。

実際に木下さんが書かれたメモや論文の一部など具体例が多く紹介されていて、文章もわかりやすい言葉で構成されています。

おもに、理系科学者がレポートなどを作成することを念頭において書かれていますが、社会人が仕事の上で必要とされる、レポート・報告書・説明書などの表現技術とプレゼンテーションにも役立つ本だと思います。

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2013年05月26日

ももクロの美学

2013年5月1日付・東大生協書籍部門売上6位の本です。

東京大学文学部・大学院人文社会系研究科准教授(美学芸術学専攻)の安西信一(あんざい しんいち)さんが書かれた本です。

アクロバティックなパフォーマンスで人気沸騰中の少女アイドル・ユニット「ももいろクローバーZ」。

中年男性がライブで涙するなど、そのファン層はこれまでになく多岐(たき)にわたっています。

何がこれほどまでに人の心を揺さぶるのか。

私たちはなぜそれに癒(いや)されるのか。

みずからも熱烈なももクロファンである50代の著者が、

・エビぞり少女―身体という基軸

・Zコースター―歴史の高速ハイブリッド化

・変顔のフラガール―戦闘、近さ、ユモレスク

・ももクロと日本―救済としての少女

という4つの章に分けて、ももクロの人気の秘密にいどんでいます。

ももクロを「美学」という観点から切り込んでいった本は、これが初めてではないでしょうか。

東大で売れているということは、東大にも、ももクロファンが結構居るみたいですね。

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2013年05月23日

実践日本人の英語

2013年5月1日付・東大生協書籍部門売上7位の本です。

楽天ブックスウィークリーランキング(2013年05月15日−2013年05月21日)の語学・学習参考書部門で1位も獲得しています。

アメリカのウィスコンシン州出身で、コロラド大学で英米文学、ワシントン大学大学院で近代日本文学を専攻。現在、明治大学政治経済学部教授をされているマーク・ピーターセン氏が書かれた本で、25年前に同氏が世に出したベストセラー、「日本人の英語」の実践編となっています。

・「春休みに、友人と一緒にタイに行きました」

・「お1人ですか?」

・「僕、今日、財布を忘れて310円しか持ってないんだ」

などの簡単な日本語でも、英語にする時には落とし穴がいっぱいあります。

しかし、少し注意すれば、正確な、大人にふさわしい英語で表現することができます。

この本は、大学教授である著者が、大学生の英作文・商談のEメール・科学論文などにおいて、書き手のちょっとした確認不足のせいで意味が通じない、あるいは稚拙な印象を与えてしまう英語に出会うことが多過ぎることから、

読者が英語の論理についての自分の「理解度」を確認し、「実際に使える」ところまで一歩を踏み出せる本にしようと考えて書かれた本です。

学生さんだけでなく、Eメールで海外とやりとりをすることの多いビジネスパーソンの方にもおすすめの一冊です。

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2013年05月21日

研究発表のためのスライドデザイン

2013年5月1日付・東大生協書籍部門売上10位の本です。

京都大学学際融合教育研究推進センター准教授・総長学事補佐であり、2010年より文部科学省研究振興局基盤研究課ナノテクノロジー・材料開発推進室学術調査官を兼任されている、工学博士の宮野公樹(みやの なおき)さんが書かれた本です。

必要な情報がきちんと伝わるスライドは、聴衆にとって「わかりやすい」ものになっています。

この本には、スライド作りに欠かせない根本的な考え方と「見た瞬間に伝わってしまうスライド」のルールが以下の3部に分けて収録されています。

第1部「わかりやすい」スライド構成にするために(「わかりやすいスライド」とはどういうことか?;結論から全体の流れを考える;プレゼン全体の構造化 ほか)

第2部「わかりやすい」スライドを作成する技術(伝わりやすいスライド作成のための基本概念;「短く、単純な」メッセージにする;わかりやすくするためのデザイン的手法 ほか)

第3部スライド全体の構成を聴衆に伝える工夫(全体の構造を把握できるスライドを入れる;「現在位置」を把握できるスライドを入れる)

これまでプレゼンテーションをしたことがない方やプレゼンテーション初心者にとって、ポイントがきっちり押さえられていて、スライド作成方針・技法・洗練法が具体的に説明されているこの本は、価格以上の価値があると思います。


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2013年05月17日

知の逆転

2013年4月1日付・東大生協書籍部門売上1位の本です。

これは、元NHKのディレクターのサイエンスライターである吉成麻由美(よしなり まゆみ)さんが以下の6人にインタビューをし、翻訳して文章化した本です。

その6人とは、

・名著『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンド

・生成文法理論で言語学・哲学にパラダイムシフトを起こしたノーム・チョムスキー

・映画にもなった『レナードの朝』の著者・神経学者のオリバー・サックス

・人工知能の父と称されるマービン・ミンスキー

・アカマイ創業者・数学者のトム・レイトン

・DNAの二重らせん構造を明らかにしたノーベル賞受賞者のジェームズ・ワトソン

という、いずれも知の巨人とよばれるにふさわしい方々ばかりです。

そしてインタビューでは全員に以下の6つの質問をしています。

・業績、著書について

・教育について

・宗教について

・今の最大の関心事

・老いについて

・推薦図書

インタビューに関しては一方的なものではなく受け答えがきちんとできており、さすがにサイエンスライターがおこなったものだと感心させられます。

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posted by やっちゃん at 05:26| 東大生が読んでる本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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